ぶっちゃけ塾講師と家庭教師どっちが良いの?
大学生のアルバイトとして人気の塾講師や家庭教師。
なんといっても高時給で自身の受験経験を活かせるのが魅力的です。
時給900円〜1,200円が一般的な時給の中、塾講師や家庭教師は、場合によっては時給3,500円ということもあったりします。
塾講師も家庭教師も高時給であることには変わりないですが、果たしてどちらでバイトをするべきなのか、、、
某きのこ・たけのこ論争に負けないほど激しい究極の論争に終止符を打つべく、この記事では塾講師・家庭教師でのアルバイトにおけるメリット・デメリットを整理していきます。
1.塾講師のバイトを考えてみる
まず最初に塾講師としてバイトすることを考えてみましょう。
教習所に通うメリットとしては以下のようなことがあります。
経験が積める
実際に集団指導や壇上に立って授業をするのは思ったよりも難しい部分がありますが、その経験を積むことができます。
また、多くの生徒の様子を見ながら授業を行うため、柔軟にアドリブを利かせないと行けない場面も多く出て来るので、アドリブ慣れすることができます。
将来社会人になった際に、大勢の前でプレゼンしたりする場面や、何かトラブルがあった際のとっさのアドリブなどに塾講師の経験が活きそうですね。
カリキュラムが決まっていることが多い
塾は通常、カリキュラムや教材が整備されており、指導の準備が比較的しやすいのも大きなメリットです。
一旦自身でカリキュラムを授業内容に落とし込めば、授業準備の手間もそれほどかからずに、何回でも反復して授業を行えるので、効率的なバイトが可能になります。
シフトにたくさん入れる可能性があり、稼ぎやすい
1日に授業を複数受け持つこともできるので、その分稼ぐこともできます。
家庭教師は1日に1生徒しか指導できないことも多いため、塾講師はその分効率的なバイトと言えます(たくさん授業すると非常に疲れますが)
新たな出会いがある
他大学の先輩・後輩と知り合う機会はそうそう多くはないですが、塾内では共同作業や先輩・後輩との交流があり、仲間との協力や助け合いを通した出会いが多くあります。
先輩との就活情報交換はもちろんのこと、飲み会や旅行などにまで関係性が発展することもあります(気がついたら塾講師同士が交際しているケースもあります)
教習所に通うデメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
スケジュール調整が少し難しい
塾の授業スケジュールに従う必要があるため、自分のスケジュール調整が難しくなることがあります
特に大学の試験前などの時期は、指導している生徒達も試験前だったりするので、必然的に塾での対応時間が増え自分の勉強時間が十分に確保できないなんてケースもあったりします。
家庭教師と比較して時給が低いことが多い
家庭教師と比較すると時給が低めになってしまいます(とはいえ一般のバイトより遥かに高時給ですが)
集団指導が難しい
どうしても集団に対して授業をすることが多くなるため、集団指導特有の難しさを感じることがあります。
複数の生徒の理解度や進度に合わせた指導が求められることが、難しさを感じる原因です。
2. 家庭教師のバイトを考えてみる
次に、家庭教師としてバイトをすることを考えてみましょう。
合宿に参加するメリットとしては以下のようなことがあります。
時給が高い
家庭教師は個別指導のため、通常は塾講師よりも時給が高めに設定されています。
また、医学部や英語など特定の分野に特化した家庭教師はさらに時給UPが見込めることもあり、時給4,000円overも夢ではありません。
スケジュールが柔軟に決められる
家庭教師は生徒とのスケジュールを調整すれば良いだけなので、自分の予定との両立がしやすいのも大きなメリットです。
特に試験前や夏休みで帰省する場合など、忙しい時にも柔軟にスケジュール調整ができるのは嬉しいですね。
柔軟な指導ができる
1人の生徒に合わせた個別指導ができるため、生徒の理解度や進度に合わせた指導が可能になります。
自分の指導が生徒にハマって勉強好きになったり、試験で好成績を取ってきてくれたりすると、すごく嬉しいですし、やりがいも感じますよね。
良い人間関係が構築できることも
家庭教師は「家庭」での教師であるので、生徒のご家族との関係性構築ができる可能性があります。
ご家族と仲良くなった結果、毎回夕飯をご馳走してくれる、就活時の相談に載ってくれる、のようにバイトの枠を超えてお付き合いできるようになることも。
一方で、合宿に参加するデメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
生徒との相性がわからない
家庭教師は良くも悪くも1対1になるので、相手である生徒との相性が悪い場合、コミュニケーションが難しかったり、指導がうまくいかないこともあります。
相性の良し悪しは、実際に数回の家庭教師を行い、その中でのコミュニケーションや指導のし易さなどを加味しないと分からないことが多いのも、難しいポイントです。
もし相性が悪い場合はバイトに行くのが苦痛になったり、クビになることもあり得えるので、事前に生徒との相性がわからないことは、家庭教師における大きなデメリットの1つです。
あまりシフトが組めないため、そこまで稼げない
家庭教師は生徒1人に対して週に1回で1〜2時間程度の指導を行うケースが多いです。
従って、たとえ時給が高くても、週に5,000円〜6,000円程度しか稼げないことも少なくありません。
一方で家庭教師はスケジュール調整がしやすいので、たくさんの生徒を見ることも可能で、その場合は週に2万円〜3万円を稼ぐことも可能です。
アクセスの悪さ
家庭教師の場合、基本的には生徒の家に通うことになります。
そのため、生徒の家が駅やバス停から遠いなどアクセスが悪い場合は、どのように通勤するかを考えないといけません。
もちろん生徒の親御さんが車で送迎してくれる場合もありますが、毎回送迎してもらうと少し申し訳なくなってしまいますよね。
柔軟な指導が難しい
家庭教師では生徒一人ひとりの進度に合わせて教材や授業内容を準備する必要があります。
特に、難易度の高い高校や大学の受験を控えた生徒の場合、準備に時間がかかりますし、指導中に出てきた難しい問題への突発的な質問に澱みなく答える必要があり、指導の難易度が上がります。
また、如何にその生徒に合った方法で成績を伸ばすかを見つけるのも難しい上に時間がかかるポイントです。
3. 塾講師 vs 家庭教師の比較まとめ
ここまで塾講師のアルバイトと家庭教師のアルバイトを比較してきましたが、簡単にまとめると以下のようになります。
比較表 | 塾講師 | 家庭教師 |
---|---|---|
時給 | 家庭教師に比べてちょっと低い (普通のバイトに比べれば高い) | 非常に高い |
シフトの柔軟性 | あまり柔軟ではない | 柔軟 |
稼ぎやすさ | シフトに入れば たくさん稼げて効率的 | シフトに入れないため 稼ぎにくい |
服装 | 場合によっては指定がある | あまり指定はない |
指導など | カリキュラムが決まっている 集団指導は経験になるが難しい | カリキュラムは決まっていない 個別に柔軟な指導が可能だが 生徒との相性も重要 |
交通事情 | アクセスがいい場所でバイト可能 | 通うのが大変な場所にあることも |
人間関係 | 他大学の同世代の仲間ができる | 場合によっては家族と仲良くなれる |
4. まとめ
大学生のメジャーなバイトである塾講師と家庭教師、、、どちらでバイトをするかは甲乙つけがたい難しい選択です。
塾講師も家庭教師もそれぞれメリット・デメリットがあるので、個別指導と集団指導の違いを考慮し、自分の得意不得意や能力、スケジュールに合った選択をすることが大切です。